「暖房を強くすると電気代が…でも寒いのはイヤ!」わかります。私もそうでした。
コツは暖房だけに頼らないこと。具体的には、
熱の出入りをふさぐ(とくに窓)
昼は陽だまりを取り込み夜は逃がさない
部屋の空気をかき混ぜる


——この3つを整えるだけで体感がぐっと変わります。
今日は、買い足し最小・DIY中心でできる“あたたかい家”のつくり方を、やさしくまとめます😊

この記事を読めばわかること

  • 「窓・日射・空気循環」を軸にした省エネ発想
  • 失敗しにくい窓まわりの対策(内窓・フィルム・カーテン・ハニカム)
  • 床の底冷えを抑えるラグ/コルク/下敷きの使い方
  • サーキュレーターの置き方と“設定温度-1℃”の考え方
  • 今日からできる30分チェックリスト

1|まずは発想を整理。「ふさぐ」「取り込む」「混ぜる」

  • ふさぐ:熱の出入り口=が最優先。性能の良い窓計画や、冬は日射を取り込み夏は遮る設計が基本です(新築だけでなく既存住宅の工夫にも応用OK)。
  • 取り込む日中は南側のカーテンを開けて日射を入れる/日没後はすぐ閉めるで保温。これは“無料の暖房”を活かす動き。
  • 混ぜる:暖気は上にたまるので、サーキュレーターで空気を撹拌し、足元にもどして設定温度を上げすぎない

2|窓が“いちばん効く”。段階別の実践(賃貸OK多め)

A)まずはDIY(数千円〜)

  • すき間テープ:サッシと枠のすき間風をカット。賃貸でもOK。
  • 断熱フィルム/シート:ガラス面の冷放射をやわらげ、体感を上げます。
  • 厚手カーテン床スレスレの丈+可能なら“リターン縫製(左右端を壁側に回す)”で脇からの冷気もブロック。

断熱カーテン×すき間テープ×断熱シートの組み合わせが効果的です。

B)窓まわりを“部材”で強化(数万円〜)

  • ハニカムスクリーン:蜂の巣状の空気層が断熱・保温に効き、冬の冷え込み・夏の暑さをやわらげます。
  • 内窓(二重窓)やLow-E複層ガラス:初期費用は上がるけれど熱の出入りが多い窓に投資するのが費用対効果◎。

ワンポイント:日中=カーテン開ける/夜=厚手で包む。見える景色より“空気の重ね着”を意識すると体感が上がります。

3|“底冷え”は床から。ラグ+下敷きで温度の階段をなくす

足元が冷たいと、結局設定温度を上げがち。

  • 厚手ラグ/カーペットアルミ断熱シートや起毛の下敷きを重ねると、底冷えがかなり変わります。
  • コルクマットは断熱性と保温性が高く、ジョイント式で敷きやすいので、子ども部屋やワークスペースにも◎。

スリッパを厚底・起毛に替えるのも即効性あり(小ワザですが、体感差は大きいです)

teal 2-seat couch and red area rug

4|サーキュレーターの置き方で“設定-1℃”をねらう

  • 置き方:エアコンの対角線の床に置き、天井や壁に当てて巡回させるとムラが減ります。吹き抜けやロフトは上向き多めで。
  • 運転のコツ:起動直後は強め→5〜10分で中〜弱の連続運転へ。風が当たって寒いときは角度を少し上げて“直接当てない風”に。
  • 省エネ感覚:空気を混ぜて設定温度を1℃下げられれば、消費電力を約10%削減という目安。無理のない“低め設定”に挑戦。

5|カーテン&家具の小ワザで“逃げる熱”を止める

  • カーテンボックス/上部キャップで上からの冷気落下を抑える。
  • 窓前の家具は少し離す:冷気が回り込みにくく、結露もしにくい。
  • ドア下のドラフトストッパーで廊下からの冷気侵入をカット。
    (どれも工具いらずで始められるものばかりです)

6|今日からできる“30分チェック”

1)窓まわり:すき間風がある窓を特定→テープを貼る
2)カーテン床スレスレに調整/夜は完全に閉める
3):座る場所の下にラグ+下敷きを一枚。
4)サーキュレーター対角の床に設置→最初だけ強めで撹拌。
5)日射:南の窓は昼に開ける→日没で閉めるを習慣化。
(ここまでで、体感はかなり変わります。がんばらなくてOK!)

まとめ

“あたたかい家”は、我慢でも高出力暖房でもなく、窓・日射・空気・床の小さな工夫の積み重ね。
まずは窓対策+ラグの下敷き+サーキュレーターの3点セットから。余裕が出たらハニカムスクリーンや内窓に投資して、次の冬をもっとラクにしましょう。

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